ブログ · 初心者ガイド · 2026年7月18日 · 7 分で読める
テニス用語集:ファンなら知っておきたい50語(エースからトゥイーナーまで)

テニスの実況は、まるで暗号のように聞こえることがある——誰かが「ベーグル」を防ぐために「トゥイーナー」を放ち、「ラッキールーザー」は「ウォークオーバー」を待っている。この**テニス用語集**はそのすべてを解き明かす。50の用語をやさしい言葉で一行ずつ、意味ごとにグループ分けして紹介する。ブックマークしておけば、週末には実況の意味がすっかりわかるようになるはずだ。
スコア用語
スコアボードにまつわる言葉たち:
- ラブ(Love) — ゼロのこと。「サーティ・ラブ」は30-0を意味する。
- デュース(Deuce) — 40-40のこと。ここから連続で2ポイント取らなければゲームを取れない。
- アドバンテージ(Advantage) — デュースの次のポイント。これを取れば次のポイントでゲームが決まる。
- ゲームポイント/セットポイント/マッチポイント — その単位を勝ち取るまであと1ポイントの状態。
- ブレークポイント(Break point) — 相手のサービスゲームを奪うチャンスとなるポイント。
- ブレーク/ホールド(Break / Hold) — 相手のサーブでゲームを取ること/自分のサーブでゲームを守ること。
- タイブレーク(Tiebreak) — セット中6-6になったら先に7ポイント(2点差)取った方が勝ち。グランドスラムの最終セットでは10ポイント制になることもある。
- ベーグル(Bagel) — 6-0でセットを取ること。ゼロの形がベーグルに似ていることから。
- ブレッドスティック(Breadstick) — 6-1でセットを取ること。テニスはパン屋の比喩が好きらしい。
- ゴールデンセット(Golden set) — 一つもポイントを落とさずにセットを取ること。ほとんど伝説級の出来事。
ショットの種類
今のプレーは何だったのか、その名前:
- エース(Ace) — レシーバーが触れることすらできないサーブ。
- ダブルフォールト(Double fault) — 2本連続でサーブを失敗すること。相手に無条件でポイントが渡る。
- フォアハンド/バックハンド — ラケットを持つ側/体の反対側で打つグラウンドストローク。
- ボレー(Volley) — ボールがバウンドする前に打つこと。通常はネット際で行う。
- ハーフボレー(Half-volley) — バウンド直後の一瞬を捉えて打つショット。純粋なタイミング勝負。
- オーバーヘッド(スマッシュ) — 頭上のボールを叩き込む決め球。
- ロブ(Lob) — ネットに詰めた相手の頭上を越える高いボール。
- ドロップショット(Drop shot) — ネットぎりぎりで失速する柔らかいタッチのショット。
- パッシングショット(Passing shot) — ネットに詰めた相手の脇を抜くグラウンドストローク。
- スライス(Slice) — バックスピンでボールを低く、遅く保つショット。
- トップスピン(Topspin) — 前方回転により、ボールが沈んでから跳ね上がる。
- キックサーブ(Kick serve) — トップスピンをかけたサーブで、高く弾み、多くはバックハンド側を狙う。
- トゥイーナー(Tweener) — ネットに背を向け、股の間から打つショット。見せ場となる一打。
コートの構造
長方形の地理:
- ベースライン(Baseline) — コート後方のライン。現代テニスの主戦場。
- サービスボックス(Service box) — サーブが入らなければならない、サーバーから見て対角のエリア。
- トラムライン(サイドアレー) — コート両脇の通路。ダブルスの試合でのみ有効。
- T(ザ・T) — センターサービスラインとサービスラインが交わる地点。
- レット(Let) — サーブがネットに触れてから入ること。ノーカウントでやり直しになる。
- ネットコード(Net cord) — ラリー中にボールがネットのテープをかすめること。そのまま入ればプレー続行。
大会用語
ドローシートの言葉:
- ドロー(Draw) — トーナメントの対戦表。
- シード(Seed) — 上位選手同士が早い段階で対戦しないよう配置された、ランキング上位の選手。
- ワイルドカード(Wild card) — 主催者の裁量で与えられる出場枠。
- 予選勝ち上がり選手(Qualifier) — 本戦前の予選を勝ち抜いて出場権を得た選手。
- ラッキールーザー(Lucky loser) — 予選で敗退したものの、誰かが棄権したことで本戦に繰り上げ出場する選手。
- バイ(Bye) — ある回戦を戦わずに免除されること。通常は上位シード選手に与えられる。
- ウォークオーバー(Walkover) — 試合前に相手が棄権したことで不戦勝になること。
- リタイア(Retirement) — 試合の途中で選手が棄権すること。多くはケガが理由。
- ラウンドロビン(Round robin) — 年間最終戦(ファイナルズ)で採用されるグループステージ形式。
- オーダー・オブ・プレー(Order of play) — コートごとに組まれる、その日の試合日程表。
ツアーとその組織
誰が何を運営しているのか:
- ATP/WTA — それぞれ男子・女子のプロツアーを統括する組織。
- ITF — 国際テニス連盟。グランドスラムの統括やデビスカップ、ジュニア部門などを運営する。
- グランドスラム(メジャー) — 最大の4大会:メルボルン、パリ、ロンドン、ニューヨーク。
- マスターズ1000/WTA1000 — グランドスラムに次ぐ格式の大会カテゴリー。
- チャレンジャー(Challenger) — ランキングを積み上げていく第2階層のサーキット。
- 主審(Chair umpire) — 高い椅子に座って試合を裁くレフェリー。
- 電子ライン判定/ホークアイ(Hawk-Eye) — ラインの判定(または見直し)を行うカメラシステム。
ファン文化
インターネットが生んだ言葉たち:
- GOAT — 「史上最高(greatest of all time)」の略。テニス界で永遠に語られる論争の的。
- キャリア・グランドスラム(Career Grand Slam) — キャリアを通じて4大大会すべてを制覇すること。
- ゴールデンスラム(Golden Slam) — 4大大会に加え、同じ年にオリンピック金メダルも獲得すること。史上一度だけ達成——シュテフィ・グラフ、1988年。
- テニスコア(Tenniscore) — テニスの美学をファッションやライフスタイルとして取り入れるトレンド。これについては別のガイドで詳しく紹介している。
よくある質問
- テニスの「ベーグル」とは何ですか?
- 6-0でセットを取ることを指す——ゼロの形がベーグルに似ていることから。ちなみに6-1で勝つ場合は「ブレッドスティック」と呼ばれる。
- テニスにおける「GOAT」とはどういう意味ですか?
- 「史上最高(greatest of all time)」の略。この永遠の論争では、ジョコビッチ(男子グランドスラム最多優勝記録)、フェデラー、ナダル、セリーナ・ウィリアムズ、マーガレット・コート(歴代シングルス最多優勝記録)といった名前がよく挙げられる。
- 「ラッキールーザー」とは何ですか?
- 予選で敗退した選手が、大会開始前に別の選手が棄権したことで本戦への出場権を得ること。
- 「トゥイーナー」とは何ですか?
- ネットに背を向け、股の間からボールを打つトリックショット。多くはロブを追いかけている最中に繰り出される。成功率は低いが、観客を沸かせる度合いは抜群。
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